粉瘤の取り方は切開法とくりぬき法に分かれます。
それぞれの手術方法にメリットデメリットがありますので、できものや腫瘍の大きさや状況によって使い分けています。
くりぬき法
メリット:傷が小さい 目立ちにくい
デメリット:再発率が上がる 手術の難易度が上がる
適応:炎症が繰り返していない症例 顔などの人目につく部位
切開法
- メリット:再発率が少ない
- デメリット:傷跡が大きくなる
- 適応:何度も炎症や再発を繰り返している症例、 鼠径部や耳の裏、 腋窩 背部などの皮膚が分厚い部位、 臀部の炎症を繰り返している症例
形成外科専門医 古林玄